愛はGroovy

北山くんってなんなの

好きなひとの好きなものは好きってはなし

 連日ニュースになっている先輩グループ。毎日確認しているがあることないこと発信するメディアに嫌気がさすので木村拓哉さんのラジオの言葉を信じ、あとは楽しいことだけ考えようと。もう知らん!!!!!SMAPの言葉以外は信じんわ!!!!!!

 
 というわけで、北山くんと私について考えていた。(笑)
 
 北山くんは寝るのが好きだ。どこでも寝ることができる。
 私も好きだ。夜行バスでも快適に寝ることができる。
 
 北山くんはサッカーが好きだ。ジャニーズに入るまでずっとサッカーを続けてた。高校もスポーツ推薦で堀越に入学している。
 私もサッカーが好きだ。サッカー家庭で育ったというのもあり、3歳の頃から地元のJリーグの試合を観に行っている。
 
 北山くんはがっつりした食べ物が好きだ。ラーメンが好き。餃子が好き。肉が好き。しょうが焼きが好き。卵が好き。(生命の息吹思い出すなあ……)
 これも私と同じ。炭水化物好きだし、胃にもたれるような食べ物好き。お腹空いたらとりあえず「ラーメン食べたい」と呟く。生まれ変わったら焼肉屋の子供に生まれたい。ビールも大好き。
 
 
 ここまでは、別に北山くんが好きだから好きとかではなく、ただ昔から自分が好きだったもの。だけど全然理解できないものがあった。いつかの日本人妻で、北山くんがインドネシアの激辛料理を食べていた。世界一おいしい激辛料理と言われてる食べ物。「うま〜〜〜い!!」って食べてたけど、超辛い料理だから他の方々は口々に辛い辛いって。辛いって言うところだったのにうまいってなって間違えちゃった北山くん、可愛かった。というのはまあ置いといて、わたしはそこで「なんで食べれんの???!?!?!」と。まあテレビだし。自分が食べてるわけじゃないのでどれくらいの辛さなのかは分からない。前激辛スープ飲んでた時は辛いって言ってたような……けどインドいった時も普通にカレーとか食べてたな〜と思い出す。
 
 辛いのが苦手なため「激辛」なんて言葉に敏感な私はこの北山くんを見て、北山くん=辛いもの好きの方程式が出来上がってしまったではないか。
 
 基本的に21年間七味なんて使ったことなかったし、友達とごはんに行くことになっても「辛いのだめな人いるっけ?」「わたし!!!ダメ!!!無理!!!」としていた。
 
それなのに。
 
 その放送を見た後に、シンガポール旅行に行った(歌舞伎とは関係なしに。8月行きたかったなあ)。そしてそこでなぜか辛い料理しか食べていないのだ。別に辛い料理しかなかったわけじゃないにもかかわらず。朝も昼も夜も、合計6食かな?ぜーんぶ辛いもの。食べた瞬間「うわ〜〜辛い〜〜絶対次は食べないわ」となるのに次の食事でも辛い料理。なぜかカレーが赤い。けど頼む。なぜなんだ……なぜこんなに取り憑かれていたんだ……と後々考えた。すると一つの考えにたどり着く。北山くん=辛いもの好きがここにまでついてきていた。北山くんのことを一瞬でも考えたら辛いものが連想される。そして目の前には辛い料理が売っている。注文する。完全に負のスパイラルである。
 
 しかしその甲斐あってか、以前より舌も胃も辛いものに慣れたのだ。友達と鍋をした時、遅れて行ったらそこにはキムチ鍋が。食べてみる。「あれ?おいしい??てか全然辛くなくない?」次はお店でキムチ鍋のコース料理を。辛めの味付けがされた揚げ物を食べていた時、辛いのが得意な友達が辛いと言い出した。私は全然辛くない。ちょっとちょっとちょっと。もしかして辛いの得意になってる????
 
 シンガポールの料理が意味わからないくらい辛かったからか。それとも友達がその日体調が悪かったのか。いや、待って。北山くんが辛いの好きだからじゃない????まじ?
 
 ついに先日、自分からスンドゥブのお店に行こうと友達を誘ってしまった。
 
 「○○くんが○○好きだって言うから私もやってみよ♡」なんてことはよく聞くが、まさか自分がやっているなんて。辛いのだけは好きになることないと思っていた。だけど結局好きになってしまったのだ。
 
 もし北山くんと話すことができるなら、私は迷わずこう言う。
辛い料理がおいしいってこと教えてくれてありがとう!!!!
 
 
 
 
 と、以上好きなものを好きなように書いた、好きなひとの好きなものは好きってはなし(いつにも増してまとまりがない………)。
 
 今年初めての更新だったので遅ればせながらご挨拶を。あけましておめでとうございます。去年もこのブログを見てくださっていた方、はじめましての方。こんなブログを読んでくださりありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
 
幸せな気持ちになったので寝よう。
いいニュースが聞けますように。
 

2015年 現場総括

  この前まで暑かった気がするのに暖冬のせいか冬が到来している感覚をよく掴めないまま気づけば年の瀬に(「え?寒くないよね今年」とか言いながら毎日コートを羽織っている)。急いで年内にやっておきたいことナンバーワンである1年間のまとめを!ジャニーズ以外のコンサートにも足を運んでいるが、ここではジャニーズのみで。

 

 まず、今年いった公演はコンサート・舞台合わせて11公演。上には上がいるのだが、去年は3公演だったのでそれに比べると確実に増えている。今書きながら気が付いたが、2倍どころではなく、4倍近くになっている。ちょうど1年前、友人と忘年会をした際に私は「今年は1つのツアーで3公演(3か所)入ったから、来年はそれ以下にして再来年の5周年に備える!」と言った。普通に達成できていない。完全に忘れている。反省。

 だが今年は去年の遠征を振り返り(地方住みなため、現場はすべて遠征)、バスを駆使して節約したり、11公演と言っているが1回の遠征でまとめられるところはまとめたので費用も4倍なんてことはない。基本的に新幹線からバスに変えるだけで交通費が半分になるのは今年気づけてよかったと思っている。

 

 

 まず新年一発目。

  • 1/7(1部) 新春Kis-My福袋~今年もよろしくThank youじゃん!~@横浜アリーナ
  • 1/7(2部) 新春Kis-My福袋~今年もよろしくThank youじゃん!~@横浜アリーナ

  4日間で11公演のイベント。事前にファンが「冬に聴きたい曲」など11個のテーマに合う曲を投票しており、毎公演そのテーマを1つずつ、ランキング形式で投票結果を発表し、そのうちのベスト3を歌うものだった。また、「キスマイと遊ぼうじゃん!」の企画は、2公演とも運動会。メンバー同士でわちゃわちゃしているのを見るのがとても好きなので、素晴らしい企画だった。

 1公演目はアリーナだったので登場の時も振り付け指導の時もメンバーが近く、2公演目はスタンドだったが、自分の席の前を通るスタトロ登場がまさかの北山くんだったので今年はいい年になる、そう思った。1番観たかったのは「踊って欲しい曲」だったが、「目覚めに聴きたい曲」で今のところここでしか披露されていない「Perfect World」が観れたので大満足で帰った。アルバムに入っているのになぜこの曲がツアーで披露されなかったかは永遠の謎である。

 

  初めてのセクゾコン。セクゾ担の友人が良席を当ててくれたのでJr.含めたくさんのジャニーズをとても近くで見ることができた。もうみんな可愛くて。若いっていいなあと。(笑)Hey you!で全力で楽しんでごちゃごちゃしてるの可愛かったなあ…。みんな大好きなんだけど佐藤勝利くんの顔の綺麗さには本当に脱帽。来年からは格差もなくちゃんと5人だろうし楽しみ。

 

 

  3階席のセンターだったので花道演出は見ることができなかったが、それでも十分楽しめた。と、こんな表現は失礼かもしれない。舞台というものを見たのが初めてということもあり、こんな楽しい時間がこの世界にあったのか…!!と感じるほどのものだった。今回は自担である北山くんが出るため見に行った。コンサートでのキラキラした北山くんしか見たことがなく、こんなに男らしくてかっこいい彼を初めて生で見ることができた。しかしなんといっても主演のタッキーはもちろん、薮くんもJr.もみんな予想を超えていた。完全にキャパオーバー。滝沢歌舞伎のファンになった。また見に行きたいなあ。

 ド新規が何言ってんだって感じだけど。

 

  東銀座から急いで赤坂へ。横尾さんの誕生日に北山くん・藤ヶ谷くんの舞台に行くって、なんて贅沢な1日なんだ!と思っていたのを思い出す。さっき舞台デビューしたばかりの初心者が今度は外部の舞台へ。もちろん舞台での藤ヶ谷くんを見るのも初めてである。これも藤ヶ谷くんの新たな一面を知れたなと。今までドラマでやっていた役とも全然違い、特に泣く演技には胸を打たれた。アドリブや客席登場など、舞台はドラマと違い刺激的。生モノだと実感した。前日楽しみすぎて3時間ほどしか寝れていなかったが、2つ合わせて合計6時間ずっと目が離せなかった。この1日で舞台が大好きに。

 

(9月8日広島グリーンアリーナ。現場の数には入れていないがバレーボールが好きということもありワールドカップバレーへ。セクゾの3人のパフォーマンスを見る。)

 

  • 9/12 2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD@福岡ドーム
  • 9/17 2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD@東京ドーム
  • 9/20 2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD@東京ドーム

 結局4大ドームツアーになった今年のツアー。今回のアルバムを聴いた限り、1番楽しみにしていたのはユニット曲。どんな演出かなとずっと考えていたが特に宮玉には度肝を抜かれた。初日は状況が理解できずフリーズしてしまったが、2公演目からは落ち着いて結婚おめでとう、と拍手。あとまさか藤北曲のFIRE!!!を歌うとは、他にもHairやLUCKY SEVEN、Kis-My-Venus、ETERNAL MIND、Summer loverを歌うとは思わなかったので驚きの連続だった。17日の北山くん誕生日公演については前回書いた通りである。

 

kichaaaa.hatenablog.com

 20日はオーラスということで(結局オーラス詐欺だったことは忘れる)トリプルアンコ、中居さん登場で舞祭組のアルバム発売が決定し、時間が伸びたことで帰りの夜行バスの乗り場にぎりぎり1分前にたどり着いたこともあり特別な公演となった。(笑)

 

  • 9/16昼 DREAM BOYS@帝国劇場

 玉ちゃん、玉ちゃんと言っている母親を連れてやっと当たった初めてのドリボ。今年はWキャストということもあり余計にプレッシャーがあったと思う。絶対比べられるから。私は優馬くんの方は観ていないので比べるもなにもないのでまっさらな気持ちで観劇した。こちらも初めて観る舞台での玉森座長、千賀くん。宮田くん。やはり玉森くんはフライングも多く、圧倒された。たまのぼりや玉フラでの苦しそうに耐えている顔や、特に千賀くん宮田くんは大量の汗をかきながら演技している姿を見て、みんなの一生懸命さが伝わった。Sing for you生で見れて良かった。Jr.バンドでのTHE DREAM BOYSも。書ききれない。

 

  • 10/19夜 Endless SHOCK 15th Anniversary@博多座

 知り合いのキンキ担の方が友人とダブって当選してしまったらしく急遽お譲りしていただくことに。前々から必ず1度はこの舞台を観に行きたいと思っていたため期待で胸を膨らませながら博多座へ。

 

「Show must go on」何があってもショーは続けなければならない。この舞台のキーワードとなる言葉で、それを体現するコウイチカンパニーを見て胸が熱くなった。シェイクスピアについても音楽の授業レベルでほとんど知識がない状態だったが、まずハムレットを観ようと思い、またブロードウェイにも興味を持った。必ずNYに観に行こう。

 

 母親の本命である嵐のコンサートについていった。ジャニオタになる前から嵐の曲はレンタルすることも多く、友達にも現・元嵐担は多いDVD鑑賞会を何度も行いとても楽しみにしていった。国民的アイドルで雲の上の存在である彼らと同じ時間を過ごす。やはり予想は外れず、楽しかった。凄かった。満足する内容だった。日本の舞踊などが好きなので「日本」や「和」をテーマにしたこのツアーはどストライクだった。曲も演出も衣装もなにもかも。特に感じたのは5人ともソロのレベルが高いなと。どれが好きとか選べない、全部好きだ。あと他のグループに比べて違いを感じた部分は外国人のファンを見かけたことである。福岡で韓国や中国が近いというのもあったかもしれないが、アジア系のファンを何組か見た。ホテルでも嵐帰りの中国人を見た。やっぱり嵐はすごい。

 

 

 こうして振り返ってみるとキスマイしか行ったことがなかったので今年はいろんなジャニーズを観ることができて自分の中では充実した1年だった。来年は就活なのでどうなるかは分からないが、ジャニーズ中心の生活になりすぎないように就活できればいいなと。趣味のために本業を妥協しないよう心に誓う。そのためにも納得のいく内定を貰ってバイトしてコンサート行って卒論書こう。2016年は人生最大のターニングポイントになると思うので満足できる1年間になるように!頑張ります。

 

今年見に行ってよかったもの

今週のお題「今年見に行ってよかったもの」。

 

 今年の現場も、来週の嵐さんでおしまい(カウコンは当たり前のように外れました)なので今週のこのお題を書いてみようと思った次第です。

 

 北山担としては滝沢歌舞伎も忘れてはならないしなんなら200倍くらい余計に北山くんを好きになった舞台だったわけで。書道の逞しさだって、腹筋太鼓の男らしさだって、believe yourselfでの美しさだって、景時みっくんの殺陣だって。語りたいことはいくらでもあるのだけれど。でもやっぱり「節目」(by藤ヶ谷くん)としてこの公演を選ぶ。

 

2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD@東京ドーム0917

 

 この日は北山くん30歳のお誕生日である。この日のことは5000字ほど感想を書いて誰にも公開せずに保存しているのだが(途中までしか書けていないので公開できない………)、それほど感銘を受けた公演だった。

 席はバクステ側の1階スタンド後列。距離は近くないが、証を正面から見れる。そして北山くんの誕生日なので藤ヶ谷くんを含むメンバーみんなに祝ってもらえる。ただメンバーにお祝いされて照れる北山くんを見たいという北山担の心理も働くが、それ以上に藤北が好きな人間にとってはまたとないチャンスである。この日くらいは藤ヶ谷くんから一言「おめでとう」と。多くは求めない。それだけあればいいと思っていた。

 

 だけど予想の何歩も先を行くのが藤ヶ谷太輔である。いや、先を行くなんてものじゃない。もはや走り去って追いつけないレベルである。

 

 MCでは誕生日について触れられなかった。でも会場にいた私たちはサクラヒラリでペンラのサプライズをするのを知っているので良し。そして楽しみにしていた証前トーク。いつもよりそっけない感じで「藤ヶ谷くん今日ぐらいは……もう………もうちょっと………!!」と思ってしまった。ジャンッが可愛いしその後の証もFIRE!!!も最高だからいいんだけどさあ…………と思っていたが、否。その後藤ヶ谷くんに「ずいまぜんでじだァァァ!!!うぅ………ありがとう…………ありがとう藤ヶ谷くん………いや、藤ヶ谷さん…………きたやまくん良かったねえ………(号泣)」となるのである。

 

 事件が起こったのはコンサート終盤のサクラヒラリ。ペンライトで「ヒロミツ オメデトウ」を作ろうというサプライズ。成功したーーー!と思っているとわたたいがケーキを持ってくるではないか。なんと、藤ヶ谷くんがデザインしたと。何百枚の画像の中から「北山のファンが可愛いと思う北山と、かっこいい北山」を選びケーキにデザインし、「ラーメン好きでしょ?」ということでチョコで作られたギョウザまで載っている。ここまでの企画演出全てが藤ヶ谷太輔発案なのだ。ここで既に私はお腹いっぱいだった。「ありがとう、ありがとう」と呟き(友達が隣にいたので決して怪しいものではない)、トークに耳を傾けようとしていた。藤ヶ谷くんは予想以上のことをしてくれた。が、藤ヶ谷太輔はそんなことでは終わらなかった。「あとこれは個人的に……」プレゼントを買って5万5千人が集まる東京ドームの真ん中で渡したのである。個人的なプレゼントを。この瞬間引っ張られていた糸がプツッと切れたかのように、涙が溢れ出てきてしまった。恥ずかしながら本気で号泣した。「うぅ…ありがとうふじが(以下略)」という気持ちと「うわ、何で涙出てくんの、我慢しろ!」という気持ちがあったが、前者が勝ってしまった。とても楽しかった学生生活の卒業式でも一度も泣いたことのない私がである。あ、私はこの瞬間のために生きてきたのかなと思った(重い女)。

 

 もしかしてあれは夢かな?私の妄想だった?と思ったが、その後ベストジーニスト賞の授賞式でプレゼントの中身を先に教えちゃう藤ヶ谷くんだったり、それをステージ上で開けて「ガチもんきた、やべえどうしよ」ってなる北山くんだったり、「やっぱり節目なので俺がやらなきゃ」って全部企画してくれた藤ヶ谷くんだったり、翌日早速ジーンズはいてきた北山くんだったり。いろんなことが後々雑誌などで分かってきたのでやはり現実に起きたのかと。ずっとふわふわしていた。

 

 この公演で、藤ヶ谷くんだけでなくメンバーみんなに愛されてる北山くん、30歳ほやほやの北山くん、上のお客さんを見ながらすごいニコニコして手を振ってる北山くん、幸せそうな北山くんを見ることができて、私も幸せだった。もう良かった、としかいえない。この日のことは一生忘れない。

 そしてなんといっても藤ヶ谷くんがいなければ北山くんの30歳の誕生日がここまで最高なものにはならなかっただろう。東京ドームにいる全員を幸せにした(と私は勝手に思っている)藤ヶ谷くん。本当にありがとう。それから、今まで北山くんと一緒にいてくれてありがとう。シンメでいてくれてありがとう。シンメの大事な日を最高の1日にしてくれてありがとう。正直今まで、もう少し北山くんに絡んでくれたらいいなと思うことはやっぱりあった。だけどこうやって大事なところは外さないから。今でもずっと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 結局ただのこの日の感想みたいになってしまったが、書きながら本当に「今年見に行ってよかったもの」だったなと。行ってなかったら絶対後悔していたと思う。

 あとはこの日の誕生日サプライズが収録されたコンサートDVD、Blu-rayを待つだけである。

 ちなみに、Blu-ray盤には誕生日サプライズの映像が収録、その裏側は初回限定盤DVDの特典「<F-WORLD>〜藤ヶ谷、北山に○○を買う〜」に収録される。めちゃくちゃ楽しみである。1つにまとめてくれなくて複数買わされるあたり、やっぱりさすがとしか言いようがないが、こんなに多く特典映像をつけてもらってこの値段だと安いのか……。通常盤もあります。興味がある方はこちらへ。(決して事務所の回し者でも某レコード会社の者でもございません…!)

 

 

 

 最後に販促運動をしてしまい趣旨が異なってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

単純に好きなだけ、それでいい

 ベストアーティストから1週間が経った。思ったより自分へのダメージが大きく、毎日毎日ふとした瞬間にKAT-TUNのことを考えては悲しくて辛くて。そんな日々が続いていた。だが今日は19時からFNS歌謡祭がある。しかも今回は2日に分かれており、所謂派閥で分けられているのではなく、嵐とSMAPが同じ日に登場する。番組内で絡みがあったり、一緒に出るということは期待していないが、派閥でバッサリと分けられたわけではないので発表された時から楽しみだった。

 

 しかし、あの一件でベストアーティストにはトラウマを植え付けられた。放送直後はそう思っていたし、これからのことを考えたくもなかった。できるなら、この放送の前に戻りたい、とばかり思っていた。

 

 けどそんな時に久しぶりにキスマイのDVDやメイキングを見たり、会報が届いたので読んだりしているとただ一言、「好きだな」と。メンバーでわちゃわちゃしていてみんなが笑ってて。北山くんが幸せそうで。またTwitterでは滝沢歌舞伎のシンガポール公演のオフショがまた発売されたということで画像が回ってきた。それを見ていると「好き」という感情しかなかったが、心がふっと軽くなった気がした。

 

 ジャニオタ全員に共通することはジャニーズのアイドルが「好き」ということで、本質はそこにあると改めて気付かされた。忘れていた気がする。ただ単純に、純粋に好き。それだけでいいんだなって。悲しい時は悲しい。辛いときは辛いと言っていい。同じように好きな時は好きって言っていい。悲しいと好きを比べて好きが大きくなれば悲しいが緩和されて楽になる。ただこれだけのことで、悲しかったことを忘れているのかもしれない。時間も経っているから。世間ではもう過去のことであり、興味のない人には忘れ去られているかもしれないけれど、自分ではあの事は納得していないし、まだ終わっていない。だけど難しいことを考えずに好きなものには好きって言う、その単純さも必要なのかなと思った。実際私はそれに助けられた。


  あの日以降、FNSでももしかしたら何かあるんじゃないかと思う気持ちが出てきていた。だってベストアーティストもまさかあんなことになるなんて思っていなかったから。少し語弊があるかもしれないが、裏切られた気持ちになったから。誰がいつそうなるかなんて分からないので、そんなことになるんだったらいっそのこともうジャニオタやめた方が楽なのでは。そう考えたこともあったが、好きなものは好きなのである。結局、意図的にジャニーズを好きじゃなくなることなんてできなかった。自然に好きになっているからだ。今好きと言えるこの時間を大切にしたい。


  だから、私は今日のFNSも楽しみにしている。また大好きなジャニーズが見れて、しかも飛天なのでアーティスト同士がそれぞれのパフォーマンスを観る。最近はこの形じゃなかったので久しぶりでワクワクしている。


   自分でもよく分からない文章になってしまったのでこの辺で。

当たり前なんてない

 11月24日 ベストアーティスト。自担グループはこの手の番組には出られないので仲間はずれのようにされていることに今回も寂しさを感じていたが、事務所タレントがまるっと好きな私はこの日を楽しみにしていた。1日休みだったので19時までに寝る準備もほとんど済ませてテレビの前にセットした。

 

 19時。番組が始まった。ジャニーズWESTタッキー&翼、NEWS。キスマイも出たかったなーなんて思いながら見ていた。「おっ、キンキは愛のかたまり歌うのか!ジャニーズメドレー楽しみ」「うわ、浜田ばみゅばみゅ出た(笑)」ここまでいつも通りだった。

 

 そして20時になり、自担のレギュラー番組とチャンネルを交互させていると、JUMPとKAT-TUNが出るという。JUMPの曲が終わり、赤いコートのKAT-TUNが登場。紹介されて出てきた4人の表情は硬く、何やら田口くんから発表があると。「え、何?田口くんってことは結婚?」としか頭が回らなかった。まさか。グループだけでなく事務所をなんて。「まって、どういうこと?なんで?なんで?」亀梨くんの持っているマイクだけでなく喋っている顔も。体すべてが震えている。「なんで謝ってるの?なんで?」本当に「なんで」しか言えなかった。番組の尺もあるが、こんな混乱状態で、状況を把握できないまま気がつけばDead or Aliveが流れていた。

 

 

「なんで 今。」

 

 なんで10周年を目前にし、ファンも楽しみにしている今なの。

 なんで今この曲なの。

 

 Dead or Aliveは私が久しぶりに買ったKAT-TUNのシングルだった。Mステでは社会状況からか、急遽違う曲が歌われた。こんな気持ちで見ることなんて望んでなかった。みんな涙目じゃん。いつものKAT-TUNじゃないじゃん。特別担当というわけではないし、誰が1番好きとかでもない。ただもっと知りたいと思い、自ら触れに行った最初のジャニーズが彼らだった。6が5に。5が4に。だが、4人で再出発した時、「ああ、もう大丈夫。」担当でなくてもそう思った。それからレギュラーも増え、「タメ旅」でも楽しそうなKAT-TUNを毎週見ていた。彼らのコンサートは演出など定評があったし、春にコンサートが決定したのも知っていたので観に行けたらいいなと思っていた。なんで今。

 

 その後誰が歌ったのか、何を歌ったのか。あれ、KAT-TUNの曲いつ終わったっけ。気付けばジャニーズメドレーが始まっていた。キンキが愛のかたまりを歌っていた。楽しみにしていたのに全く曲が頭に入ってこなかった。ジャニーズ以外の好きな歌手の歌も耳に入らない。楽しくないのだ。

 

 Twitterや友達とのLINEで「結局仲悪かったってこと」「けんかしたんだろうね」「KAT-TUNは昔からジャニーズで1番仲悪そうだった」のような内容を何度か見た。私もKAT-TUNをすべて知っているわけではない。だけど私の知っている限りではそんなことない!と言える。6人の時ファンレベル、5人の時はキスマイしか見えてなかった頃なのでよくわからないが、少なくとも4人になってから、私の見ていたKAT-TUNはいつも楽しそうで、仲良くて、あれは嘘じゃないって思う。信じている。

 

 今ミヤネ屋でも報道されていたが、「10周年に向けて方向性を考えた時に、進みたい方向、考え方が違った」と(ニュアンス)。彼らが「方向性の違い」と言うならそうなのだ。私たちはそれを受け入れるしかない。だけど、はい分かりましたで済む話ではない。私でさえ思うのだから、KAT-TUNのファン、田口くんのファンの皆さんは、こんなもんじゃない。私なんかが想像できるものじゃないと思う。4人のコメントも読んだが、みんな謝っている。本音を言うと、「謝るなら4人でいてよ!」と思う。そして、これ、誰か悪い人がいるのだろうか。誰も悪くないのに謝っている。今はまだちゃんと受け入れられないけど、きっとしょうがないことだったんだと思える日が来るんだと思う。

 


 このことを自担で当てはめたら。私はキスマイの北山くんが好きだ。北山くんがキスマイをやめるだけでなく、もしジャニーズをやめたら。芸能界をやめたら。そんなこと考えられない。田口くんでもまだ想像ができない。

 

 

 

「脱退」「退所」だけじゃない。もし悪いことをしてしまったら。もし災害が起きたら。事故に巻き込まれたり、起こしてしまったら。ジャニーズから消えるだけでなく、芸能界から、もしかしたらこの世からということも可能性としては誰にでもあることなんだ、と。毎週テレビで見れること。コンサートをやってくれること。すべてに感謝して、ひとつひとつ大事にしていかなければと改めて感じた。

 

 一晩たち、昨日よりだいぶ落ち着いたので昨日の気持ちを書いてみた。他G担が何を言っているんだと思われる方もいるかもしれないが、自分の整理のために。

 1番辛い、悔しいのは本人たちだってことは分かる。どうかKAT-TUNは解散しないでほしい。

   本人からもっと詳しく、納得のいく理由をもらえることを期待する。

 

 

そこに玉森裕太はいなかった&舞台挨拶生中継感想

 昨日のことである。初日の10時上映は六本木で行われる舞台挨拶が全国の映画館で中継されるとのことで、広島バルト11玉森裕太主演映画「レインツリーの国」を観に行ってきた。

 

 

 とまあこのような感じで、私は広島でキスマイ担を見る機会が少ない。私の周りにそもそもジャニオタが少ないということも関係していると思うが、コンサート会場のようなあの雰囲気を広島で味わえるということもあり、それもまた楽しみにしていた(観に来た人全員がキスマイ担とは限らないが)。

 

 

 レインツリーの国は、主演が決まった時にすぐ本を買って読んだ。読み終わって、主人公は関西弁だし「これ本当に玉森くんできる?」そう思った。関ジャニ∞の錦戸くんが合っているのではと正直思っていた。これは今回と同じ原作者、有川浩さんの「県庁おもてなし課」で主人公の掛水を錦戸くんが演じていたからかもしれない。私の中では掛水と、今作の主人公・向坂伸行は少し似ていると思ったからだ。

 

 本編開始早々に伸行が出てくる。共演者の方々に関西弁を指導してもらい、その1人である片岡愛之助さんも以前「台本が真っ黒になるくらい書き込んである」と言われていた(気がする)。後で監督さんから、セリフを撮り直して後から音入れをしたと言われ、そこにはやっぱりとてもこだわっているなと感じた。公開前から関西弁を褒められていたことは知っていたが、まず玉森くんの努力がなければできないことなので、初めに関西弁を聞いた瞬間胸がギュッとなった。もしかしたら関西の方は気になるのかもしれない。だが、あっという間に私が観ているのは「玉森裕太」ではなく「向坂伸行」になった。

 

 この映画は感音性難聴を持った女の子との話なので、メッセージでのやりとりが多い。言葉を文字にすることで、より大事に感じるし一つ一つのメッセージに重みがでる。ひとみの殻、壁を破ろうとする伸さんも、嫌なこと、楽しいこと、自分の気持ちを徐々に吐き出し伝えられるようになるひとみも文字で言葉を紡いでいくことで糸が繋がっていく。

 

 映画が終わる頃には、「向坂伸行」は「玉森裕太」にしか演じられない。そう思った。演じられないというか、うまく言えないが伸さんにしか見えなかった。予想以上でした。玉森くん、ごめんなさい。

 

 今までの先行上映などの挨拶やインタビューでもよく西内さんが「テレビで見かける時は玉森さんなので、伸さんはどこに行ったんだろう?って思います」と言っており、たいていその後は関西弁の無茶振りなので認識は違うかもしれないが、本当にその通りだと思った。

 最後にエンドロールで最後もやっぱり君が流れ、仮面ティーチャーの時も思ったが、映画館でKis-My-Ft2の曲が流れるのはとても鳥肌が立ち、映画の主題歌にしてもらえるということはすごいことなんだ、と実感した。そしてまたこの曲も映画のストーリーにドンピシャである。

 

「ただただ ずっとずっと一緒に 過ごしたいだけ それじゃダメなのかい」

 

この部分が特に、「愛さえあれば、なんてウソだよ。」とリンクしているなと。

 

 

 本編が終わり、約30分の舞台挨拶が生中継された。初日の感想などを話した後、司会者からスクリーンをご覧くださいと。玉森くんへのサプライズだったようで、1人だけがキョトンとしていた。そこに映ったのが玉森くん以外のキスマイ6人からのVTRである。まず目に入ったのが、右から二番目にいた黄色いニットの彼だ。「玉森さんだから」黄色の服を着てコメントをとる、ニカちゃん。これが結構黄色い。本当に黄色くて。面白いのに胸が熱くなった。6人とも心の底から嬉しそうだし、楽しそうだし、いつものKis-My-Ft2だった。藤ヶ谷さんからは昔と比べて「玉森が男になった」と。デビュー当時に美男ですねで共演した時のこと、ドラマに臨む姿勢は、ああ、藤ヶ谷さんが1番知っているんだろうな、って。ドラマ初主演でプレッシャーも大きく、途中で「藤ヶ谷くんが主演の方が良かったんじゃないの」と言われていたり。辛くて、悩んで、苦しくて。弱かった部分。それを乗り越えてきたところもこの人は全部近くで見てきたのだ。そして、初めに「2分くらい」と言われていたのに約10分話してしまう彼らが本当に大好きだな、と。

 

 それからVTR終了後の玉森くん。「びっくりした~知らなかった、んはは。」と笑うだけかと思っていた。映像に映し出されたのは、目に涙を浮かべている玉森くんだった。笑っていたけど、うるっときたって。「知ってる6人がいる」と思ったって。いつも一緒にいるメンバーが映像の中にだけど、いる。自分が映画を主演させてもらえたことを自分のことのように喜び、祝福してくれている。俳優の玉森裕太としてやってきたこの映画。自分でも挨拶で言ってたけど、やっぱり映画初主演に少なからず緊張とプレッシャーがあった。この舞台挨拶だって1人で来てるけど、6人を見た瞬間緊張がとけただろうなと思った。以前黄金伝説でサバイバルをした際に、真冬に極寒の水中に入り極限状態になった時玉森くんは「メンバーに会いたい」と口にした。そのことも思い出し、やっぱり玉森くんはKis-My-Ft2の玉森くんなんだ、と。

 

 この舞台挨拶を通じて、また一つキスマイが大好きになった。メンバー愛に溢れていて、お互いがお互いを好きで、キスマイは愛がいっぱい。そんなグループから私たちファンも愛をもらい、幸せな気持ちになれる。映画の内容も、舞台挨拶の内容も、とても心温まるものだった。

 

ジャニーズとわたし。

 所謂ジャニ自体も新規のキスマイ担である私。5月頃にTwitterのアカウントを分け、ジャニーズ関係をつぶやく別垢を作ったのだが、如何せんタグや、愛方制度、参戦服(見るのは楽しいが)、絵文字大量ツイなどが苦手なので(そのため相互フォローはほぼいない笑)この際はてなブログに登録してみよう!と深夜の勢いで登録した。


 ジャニオタさんははてなブログをやられる方が多く、たまに見させていただいていたが皆さん素晴らしい文章なのでこんな文才のない人間が書いていいのかと不安だらけだが、勢いなので知らないふりをしておく。まあ誰の目にも触れないかもしれないのであくまで自分が後々見返して楽しむことをコンセプトに。


 まず私が初めてジャニーズに触れたのは幼稚園である。幼稚園の運動会ではV6を踊り、担任の先生はジャニオタだった。ちょうど嵐がデビューした頃だったので黒板に松潤の写真が貼ってあったのは幼いながら覚えている。

 小学校1年の時には初めてMDを親に与えられ、早速モー娘。ハム太郎の曲とともにV6の「出せない手紙」を入れた。

 それからは普通にテレビっ子として育ってきたので所謂ミーハーだった。それから時は過ぎ小学校5年である出来事が起こる。「野ブタをプロデュース」のドラマが始まったのだ。そこでKAT-TUNという存在を知り、頭の隅から亀梨くんが離れなかった。小学2年で「神木隆之介くんが隣に引っ越してきたらどうしよう♡」と妄想する人間だったので、この時はある意味リア恋に近かったのだろうと今になって思う。

 KAT-TUNがデビューし、デビュー曲を親にねだり買ってもらったが、クラスに好きな子ができたので亀梨くんへの気持ちが冷める。それから始まったのが、「花より男子リターンズ」だ。時間の関係で「花より男子」はたまにしか見ていなかったのだが、リターンズを見て花男にはまり、嵐のCDを自分で初めて買った。(道明寺語録をHPからノートに書き写し、学校で友達に見せびらかしていた)ここで少しだけ嵐にはまるが、やはりミーハーなので長くは続かない。


それから中学〜高校3年で部活を引退するまでありふれた生活を送ってきた。中学は厳しい運動部に入っていたので休みもなく、部活少女だった(テレビっ子なのは相変わらずだったが)。高校でも「好きなアーティストは?」「YUIflumpoolいきものがかりPerfumeセカオワテイラーかな」というようなよくいるJKだった。Perfumeが少しアイドルチックだが。

 高校の部活は中学ほど厳しくなかったのでそれなりに恋愛もし、友達と話すことはまず恋バナという生活を送った。行事ではクラスで団結をし、友達とときに笑い、ときに泣いた。友達の友達を含んでもジャニオタなるものがおらず、完全にジャニーズとは無縁の生活を送った。ただの青春である。


だが高校3年生の6月、部活を引退し受験に向けての生活が始まった。これがターニングポイントなのだ。

2012年の6月といえば、Kis-My-Ft2の玉森が黄金伝説で1ヶ月1万円生活をしている頃である。部活がなく早く帰ることで玉ねぎ生活をしている玉森くんに出会うことになった。


美咲ナンバーワン」をちらちら見ていたのでFIRE BEATや北山くん、藤ヶ谷くん(この頃は名前を知らないのでJr.の人と呼んでいた)は知っており、デビューしてスマスマに出た時も偶然見ていた。その頃はKis-My-Ft2か、ああ、ジャニーズね。ローラースケート、へえ〜。わりとこの人たち好きかも。くらいの気持ちだった。それからMステ出演時にはたまたまだが毎回見ており、バラエティにも「美男ですね」関係で藤ヶ谷くん玉森くんを度々見かけた。この頃の玉森くんは前髪が上がっており、おまけにあるバラエティ番組で「クールな王子様キャラ」と紹介されていたので、髪を切って私の好きな髪型になっていた藤ヶ谷くんばかり見ていたのを覚えている。それから図書館ドッキリも偶然見ておりでキスマイ面白いな〜、と思っていた。


すると、玉ねぎ生活をする天使に私は出会ってしまった。そう、それが前髪があり、色白で玉ねぎだけで生活という意味がわからないことをしている玉森裕太くんだ。番組を見るたびに彼に引き込まれていった。生活が可愛く、顔も可愛く、なんだこの生物は…!と驚愕した。ただこれだけではなく、高3になり仲良くなったクラスメイトが同じ頃にSexy Zoneにハマっていたため、私たちの話題はキスマイとセクゾで埋め尽くされていった。「CD買ったら終わり」と言っていた自分が気づけばWANNA BEEEE!!!を買っており、DVDを流しながらテレビの前でツーショットを撮り友達に送りつけるということをしていた。

 ただこの頃私は受験生だったことと、ガラケーが一般的だった世代なのでSNSをやることもなく、あ〜玉森好きだな〜というゆるっとしたファンだった。

 そもそも私は何に関しても熱しやすく冷めやすいので、これも一時的なものだろうと私を含め家族にも友達にも思われていた。

 そして2月。受験が終わりすぐにマイレジスタンスのCDを買い、スマホを買ってもらった。3月にはキスウマイとアルバムを買い、春休みは友達と遊ぶかキスマイを見るかで過ごした。Twitterにも登録し、「キスマイ」「玉森裕太」と暇なときに検索していた。そして2013年4月、地元の大学に進学した。

入学当初は新歓などいろいろ忙しくキスマイを摂取できない時期が続いた。友達はたくさんできたがここでもジャニオタに出会うことはなく(その後アラシックの友達に出会うのだが)、何か物足りなかった。そこで思い切ってファンクラブに入ったのがこの時期である。お金も時間も自由に使えるようになった。

 それから夏には学校にも慣れいろいろと落ち着き、私の住んでいる広島にキスマイがツアーでくる日になった。まずツアー発表時期にファンクラブには入っておらず申し込むことができなかった。この日以降、キスマイが広島に来ることはないので1番の後悔である。

 そんな私に朗報が。冬に東京ドームと京セラドームでコンサートをするという。念願叶って初めて生キスマイを見て、初のジャニーズのコンサートに行ったのがスノードームの約束@東京ドームだった。席はバクステ寄りの天井席だったが、「そこにいる、同じ空気を吸っている」それだけで気分は高ぶった。ジャニーズのコンサートはこんなに楽しいのか。

 コンサートが終わり、変わったことが一つあった。北山くんのうちわを買い足したのだ。玉森くんを追おうとしていたが、初めてということもあり、キスマイ7人を目に焼き付けた。その時目に入ったのが北山くんで、バラエティでは見せない歌、ダンス、振る舞いでのカッコよさを魅せられた。玉森くんもいいけど2番目は北山くん応援しよう。そう心に決めた日であった。

 また、その日からTwitterでレポが回ったり、テレビ出演情報が回ったりということに気付き、「キスマイ」と検索する頻度も増え、よりキスマイにハマっていった。四六時中頭の中はキスマイで埋め尽くされた。

 

 出演番組は全部録画、編集してダビング、ドル誌もたまに買い、コンサートのDVDも毎日のように見る。シングルは必ず複数買い。部屋にどんどんキスマイの物が増えていく。私はジャニオタだと実感し始めた。


そして時は過ぎキスマイジャーニーが始まった。大阪、福岡、東京と3公演行き、福岡で私は気づいた。「あれ?私みっくんばっかり見てる????」大喜利の際、他メンが発表している時でも、暗転している北山くんを双眼鏡で覗いていたのである。もうこれは認めよう。そう思い、東京公演では北山うちわに変更した。

 大学に入り過去のコンサートDVDを買い集め見ていると、藤北の素晴らしさに気づいた。なんだこのシンメは。この世に2人しか存在しないような世界。背中合わせの関係。2人でいれば最強であると思わせられる。「玉森担だけど藤北推し」。そう自分で思っていたのが2014年2月頃である。あくまでも玉森くんが好きなことは変えたくなかった。それから半年で私は藤北の沼、北山宏光というアイドルに堕ちた。彼の歌声を聞くとなんとも言えない気持ちになり、しゃかりきなダンス、そして何事にも熱い漢。可愛いのかと思いきや妖艶さエロさを醸し出し、カッコよくもなる。

 正直言って北山くんは私のタイプではない。私は長身で色白で爽やかで細身の男性が理想、タイプだったのだ。だけどそれを崩してまで北山くんに心を持っていかれてしまった。

 これを「担降り」というのかもしれない。だが自分には降りたという意識は全くないのだ。玉森くんのことも今でもずっと可愛い可愛いと言っているし、好きである。熱量は変わっていないはずだ。だがそれ以上に北山くんのことを好きになってしまったのである。(これがイコール担降りなのか?笑)


それから1年が過ぎ、現在に至る。



途中から「私が玉森くんから北山くんに堕ちるまで」というような話になってしまったのだが、そして3人の名前しか出していないが、私はKis-My-Ft2、7人全員を応援している。もっと言えば今ではそこからいろんなところに手を出しており他G、Jr.もゆるゆると応援している。


 ファンクラブに入って1年目はキスマイの1公演だけだったが、3年目の今ではジャニーズのコンサートや舞台に10公演は行くようになった。バイトの給料の最優先はもちろんジャニーズである。


 私のミーハー、収集癖はかつて郷ひろみのファンだった母親譲りであり、一緒にキスマイも見ている仲なのでコンサートは友達といっているが、舞台はほぼ母親と行っている。私がジャニオタになり、嵐のゆるオタだった母親も触発されるかのように嵐のファンクラブに入会。来月、初めて嵐に会いに行く。


熱しやすく冷めやすい人間だった私だが、キスマイを好きになってもう4年目である。20年の人生で、5分の1はキスマイで埋められたのは、私の中では重大事件なのだ。


うまくしめることができなかったが、このあたりで終わらせておく。ここまで読んでくれた方はいるのだろうか?もしいるなら、本当にこんなヒヨっこの書いた文章を読んでいただきありがとうございました!