愛はGroovy

北山くんってなんなの

単純に好きなだけ、それでいい

 ベストアーティストから1週間が経った。思ったより自分へのダメージが大きく、毎日毎日ふとした瞬間にKAT-TUNのことを考えては悲しくて辛くて。そんな日々が続いていた。だが今日は19時からFNS歌謡祭がある。しかも今回は2日に分かれており、所謂派閥で分けられているのではなく、嵐とSMAPが同じ日に登場する。番組内で絡みがあったり、一緒に出るということは期待していないが、派閥でバッサリと分けられたわけではないので発表された時から楽しみだった。

 

 しかし、あの一件でベストアーティストにはトラウマを植え付けられた。放送直後はそう思っていたし、これからのことを考えたくもなかった。できるなら、この放送の前に戻りたい、とばかり思っていた。

 

 けどそんな時に久しぶりにキスマイのDVDやメイキングを見たり、会報が届いたので読んだりしているとただ一言、「好きだな」と。メンバーでわちゃわちゃしていてみんなが笑ってて。北山くんが幸せそうで。またTwitterでは滝沢歌舞伎のシンガポール公演のオフショがまた発売されたということで画像が回ってきた。それを見ていると「好き」という感情しかなかったが、心がふっと軽くなった気がした。

 

 ジャニオタ全員に共通することはジャニーズのアイドルが「好き」ということで、本質はそこにあると改めて気付かされた。忘れていた気がする。ただ単純に、純粋に好き。それだけでいいんだなって。悲しい時は悲しい。辛いときは辛いと言っていい。同じように好きな時は好きって言っていい。悲しいと好きを比べて好きが大きくなれば悲しいが緩和されて楽になる。ただこれだけのことで、悲しかったことを忘れているのかもしれない。時間も経っているから。世間ではもう過去のことであり、興味のない人には忘れ去られているかもしれないけれど、自分ではあの事は納得していないし、まだ終わっていない。だけど難しいことを考えずに好きなものには好きって言う、その単純さも必要なのかなと思った。実際私はそれに助けられた。


  あの日以降、FNSでももしかしたら何かあるんじゃないかと思う気持ちが出てきていた。だってベストアーティストもまさかあんなことになるなんて思っていなかったから。少し語弊があるかもしれないが、裏切られた気持ちになったから。誰がいつそうなるかなんて分からないので、そんなことになるんだったらいっそのこともうジャニオタやめた方が楽なのでは。そう考えたこともあったが、好きなものは好きなのである。結局、意図的にジャニーズを好きじゃなくなることなんてできなかった。自然に好きになっているからだ。今好きと言えるこの時間を大切にしたい。


  だから、私は今日のFNSも楽しみにしている。また大好きなジャニーズが見れて、しかも飛天なのでアーティスト同士がそれぞれのパフォーマンスを観る。最近はこの形じゃなかったので久しぶりでワクワクしている。


   自分でもよく分からない文章になってしまったのでこの辺で。