愛はGroovy

北山くんってなんなの

今年見に行ってよかったもの

今週のお題「今年見に行ってよかったもの」。

 

 今年の現場も、来週の嵐さんでおしまい(カウコンは当たり前のように外れました)なので今週のこのお題を書いてみようと思った次第です。

 

 北山担としては滝沢歌舞伎も忘れてはならないしなんなら200倍くらい余計に北山くんを好きになった舞台だったわけで。書道の逞しさだって、腹筋太鼓の男らしさだって、believe yourselfでの美しさだって、景時みっくんの殺陣だって。語りたいことはいくらでもあるのだけれど。でもやっぱり「節目」(by藤ヶ谷くん)としてこの公演を選ぶ。

 

2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD@東京ドーム0917

 

 この日は北山くん30歳のお誕生日である。この日のことは5000字ほど感想を書いて誰にも公開せずに保存しているのだが(途中までしか書けていないので公開できない………)、それほど感銘を受けた公演だった。

 席はバクステ側の1階スタンド後列。距離は近くないが、証を正面から見れる。そして北山くんの誕生日なので藤ヶ谷くんを含むメンバーみんなに祝ってもらえる。ただメンバーにお祝いされて照れる北山くんを見たいという北山担の心理も働くが、それ以上に藤北が好きな人間にとってはまたとないチャンスである。この日くらいは藤ヶ谷くんから一言「おめでとう」と。多くは求めない。それだけあればいいと思っていた。

 

 だけど予想の何歩も先を行くのが藤ヶ谷太輔である。いや、先を行くなんてものじゃない。もはや走り去って追いつけないレベルである。

 

 MCでは誕生日について触れられなかった。でも会場にいた私たちはサクラヒラリでペンラのサプライズをするのを知っているので良し。そして楽しみにしていた証前トーク。いつもよりそっけない感じで「藤ヶ谷くん今日ぐらいは……もう………もうちょっと………!!」と思ってしまった。ジャンッが可愛いしその後の証もFIRE!!!も最高だからいいんだけどさあ…………と思っていたが、否。その後藤ヶ谷くんに「ずいまぜんでじだァァァ!!!うぅ………ありがとう…………ありがとう藤ヶ谷くん………いや、藤ヶ谷さん…………きたやまくん良かったねえ………(号泣)」となるのである。

 

 事件が起こったのはコンサート終盤のサクラヒラリ。ペンライトで「ヒロミツ オメデトウ」を作ろうというサプライズ。成功したーーー!と思っているとわたたいがケーキを持ってくるではないか。なんと、藤ヶ谷くんがデザインしたと。何百枚の画像の中から「北山のファンが可愛いと思う北山と、かっこいい北山」を選びケーキにデザインし、「ラーメン好きでしょ?」ということでチョコで作られたギョウザまで載っている。ここまでの企画演出全てが藤ヶ谷太輔発案なのだ。ここで既に私はお腹いっぱいだった。「ありがとう、ありがとう」と呟き(友達が隣にいたので決して怪しいものではない)、トークに耳を傾けようとしていた。藤ヶ谷くんは予想以上のことをしてくれた。が、藤ヶ谷太輔はそんなことでは終わらなかった。「あとこれは個人的に……」プレゼントを買って5万5千人が集まる東京ドームの真ん中で渡したのである。個人的なプレゼントを。この瞬間引っ張られていた糸がプツッと切れたかのように、涙が溢れ出てきてしまった。恥ずかしながら本気で号泣した。「うぅ…ありがとうふじが(以下略)」という気持ちと「うわ、何で涙出てくんの、我慢しろ!」という気持ちがあったが、前者が勝ってしまった。とても楽しかった学生生活の卒業式でも一度も泣いたことのない私がである。あ、私はこの瞬間のために生きてきたのかなと思った(重い女)。

 

 もしかしてあれは夢かな?私の妄想だった?と思ったが、その後ベストジーニスト賞の授賞式でプレゼントの中身を先に教えちゃう藤ヶ谷くんだったり、それをステージ上で開けて「ガチもんきた、やべえどうしよ」ってなる北山くんだったり、「やっぱり節目なので俺がやらなきゃ」って全部企画してくれた藤ヶ谷くんだったり、翌日早速ジーンズはいてきた北山くんだったり。いろんなことが後々雑誌などで分かってきたのでやはり現実に起きたのかと。ずっとふわふわしていた。

 

 この公演で、藤ヶ谷くんだけでなくメンバーみんなに愛されてる北山くん、30歳ほやほやの北山くん、上のお客さんを見ながらすごいニコニコして手を振ってる北山くん、幸せそうな北山くんを見ることができて、私も幸せだった。もう良かった、としかいえない。この日のことは一生忘れない。

 そしてなんといっても藤ヶ谷くんがいなければ北山くんの30歳の誕生日がここまで最高なものにはならなかっただろう。東京ドームにいる全員を幸せにした(と私は勝手に思っている)藤ヶ谷くん。本当にありがとう。それから、今まで北山くんと一緒にいてくれてありがとう。シンメでいてくれてありがとう。シンメの大事な日を最高の1日にしてくれてありがとう。正直今まで、もう少し北山くんに絡んでくれたらいいなと思うことはやっぱりあった。だけどこうやって大事なところは外さないから。今でもずっと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 結局ただのこの日の感想みたいになってしまったが、書きながら本当に「今年見に行ってよかったもの」だったなと。行ってなかったら絶対後悔していたと思う。

 あとはこの日の誕生日サプライズが収録されたコンサートDVD、Blu-rayを待つだけである。

 ちなみに、Blu-ray盤には誕生日サプライズの映像が収録、その裏側は初回限定盤DVDの特典「<F-WORLD>〜藤ヶ谷、北山に○○を買う〜」に収録される。めちゃくちゃ楽しみである。1つにまとめてくれなくて複数買わされるあたり、やっぱりさすがとしか言いようがないが、こんなに多く特典映像をつけてもらってこの値段だと安いのか……。通常盤もあります。興味がある方はこちらへ。(決して事務所の回し者でも某レコード会社の者でもございません…!)

 

 

 

 最後に販促運動をしてしまい趣旨が異なってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。